eVY1ボードとパソコンの使い方の簡単説明 |
eVY1ボードとパソコンの使い方を簡単に説明します。
(絵図をクリックすると拡大表示します)
- 接続
eVY1ボードとパソコン、アンプ付スピーカーまたはヘッドホンを接続します
- DTMソフトの起動
- MIDI設定
MIDIデバイスは「eVY1 MIDI」を選択します
- GM ON設定
システム・エクスクルーシブでGM ONを入力します
- XG ON設定
システム・エクスクルーシブでGM ONを入力します
- 音を配置する
ドレミファソファミレドと音を置いてみます
- 音を出す
この状態で再生してみましょう
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あー」
と出ましたでしょうか。
- 歌詞を入力する
歌詞変換ページで歌詞を入力しシステム・エクスクルーシブに変換する
「おはようございます」ではなく「おはよおございます」と入力
歌うように入力します
- システム・エクスクルーシブを入力する
発音が開始される少し手前のタイミングに挿入すること
- 音を出す
この状態でこの状態で再生してみましょう
「お、は、よ、お、ご、ざ、い、ま、すー」
と出ましたでしょうか
ちょっと機械的な歌声ですね
- 変化をつける(いわゆる調教)
@ノートを重ねるとレガートに聞こえます
Aベロシティを下げてやさしくしてみましょう
Bモジュレーションを掛けてビブラートさせましょう
- エフェクトを掛けてみる
XGパラメータリストをみて"Reverb HALL L"を設定してみましょう
ホールで聞いているような響きになったでしょうか
声単体の発音ならば以上で終わりです
- バッキングと合わせる場合
バッキングが重なる場合はもう一工夫必要です
それは発音タイミングを少し前にズラすこと
12の状態でバッキングを重ねると発音が遅れて聞こえます
これは、声の特性上(コンピュータの処理上の問題もある)の問題のようです
「か(Ka)」や「し(Si)」といった音は"K"や"S"の部分ではなく後ろの母音(a,i)部分で人間の耳は認識するためだそうです
故に音符の頭に母音が来くるように前倒しにします
といっても細かくは調整できないので全体を少し前にズラします
まとめ
そのほかに
「ラッパ」のような「っ」の入った言葉は、「らぱ」と入力し、「ら」をスタッカート気味に短く発音させると「らっ」「ぱ」になります。
「りんご」のような「ん」の入った言葉は、「ん」のベロシティをさげることで「りんご」とそれっぽく聞こえます。
「こんにちは」ではなく「こんにちわ」だったり「にしへひがしへ」ではなく「にしえひがしえ」と音の通りに入力します。
調教は奥が深く、やりだしたらキリがないかもしれません。
皆さん、いかがでしょうか。
ここではごく基本的なことを説明しました。
いろいろと試してみると面白いと思います。
(追記)
ヤマハミュージックデータショップでMIDIデータを購入し、歌詞を入れていくのも良いかもしれません。
その場合歌詞は、多くても20音ぐらいずつ入力しましょう。
システム・エクスクルーシブのデータ長が長いと転送に時間が掛かります。
発音タイミングを前倒しにしたり、レガートにつないだり、ベロシティを変えたり、ビブラートをかけたりと調教してみてください。
※著作権法に違反しないよう個人で楽しんでください
XGパラメータシート:NSX-1MIDI仕様書 (ヤマハ株式会社様 githubサイト 一番下)
ご協力:TAKABO SOFT/Domino
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